OJT研修の問題点|企業の人手不足は雑な新人教育が原因

忙しいビジネスマン

ここ数日、気持ちが楽になって来たので気分転換に外出していました。

隣町まで車で行って駅前の無料パーキングに入れて(駅前周辺を)散歩したり、郊外をのんびりドライブしたり。

普段歩くっていうことをしていなかったせいか、目に入って来る景色が違って見えました。

その時に気づいたのが、バイト求人の貼り紙が多いなってこと。

そういえば、TVで人手不足とかやってたっけ・・・。

バイトの人手不足は深刻らしい

今は完全な売り手市場でどこの会社も人手不足だとか。

じゃあ、働く側は仕事が選び放題で楽勝かって言えばそんなことありません。

面接を受けても不採用つづきだったり、採用されても辞めざるを得ない状況に追い込まれたりで、なかなか良い仕事にありつけない人が多いですね。

このギャップはどこから来てるかっていうと、雇用側の求めている事が現実離れしているということに尽きるんですが、その中でも特に悪影響があると思われるのがOJT研修です。

人手不足の諸悪の根源、OJT研修とは?

いつの頃からか世間に出回るようになったOJT

On-the-Job-Training(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)

意味するところは、仕事をしながらその仕事を覚えていくという研修システム。

平たく言えば(実情を言えば)、新人教育を手抜きして半人前の状態で仕事の現場に放り込んで働かせるってこと。

ブラック企業が新人研修の手抜きのために使う手です。

OJT研修の問題点

OJT研修の問題点は、現場の混乱を招くことと新人に丁寧な指導ができないこと。

何もできない新人を仕事の現場に放り込むんですから、周囲の人からすれば迷惑ですよね。

そんな状態で先輩や上司が教育係となってアレコレ教えていくわけですが、その教育係も自分の仕事があるわけですよ。

自分の仕事をしながら新人の面倒も見るなんて大変です。

ただでさえ仕事量に比べて少ない人数でやってるのに、その上に新人の面倒となるとどうしても雑にならざるを得ません。

要点だけをチャチャッと言って、後は見て覚えろ的な感じになってしまう。

それだと(新人は)単純作業ぐらいしかマスターできません。

ちょっと込み入った仕事になると微妙なコツやノウハウが分ってないからミスを起こす。

すると「何回言ったらわかるんだよ~」的な嫌味を言われる。

これじゃ新人はたまりませんよね。

何をどうしたら良いのかキチンと教えてくれないんですから、うまく仕事ができるわけありません。

それで文句や嫌味を言われてもねえ。

で、「こんな職場、辞めてやる」となるわけです。

教える側も「またバックレやがった、根性ねえ奴だなあ」となって、ますます新人の面倒をみるのが嫌になっていく。

「どうせ、コイツもすぐに辞めるだろう」って考えると、ていねいに仕事を教えようなんて気も無くなってしまいます。

OJT研修は止めるべき

会社側も労働者側もハッピーになるにはOJT研修は止めるべきですね。

具体的には、新人の教育係はそれ専門のスタッフを別枠で設けるべきです。

で、新人の扱いも最初の1ヶ月や2ヶ月は戦力としてカウントせずに仕事を覚えることに専念させる。

そうすればデキる人材は伸びて行って、会社側の戦力にもなるでしょう。

そこまでやってデキない人だけを切ればいいんですよ。

実際、ボクも過去に相当数のバイトをバックレてきましたけど、そのほとんどは最初の研修でつまづいたからです。

最初だけちょっとていねいに教えてくれれば、その後はスイスイ行く可能性が大きいんですけどね。

そうすれば次々に求人募集の広告をかけなくてもいいから会社だって経費削減になると思うし、現場のスタッフだって戦力が増えるから良いと思うんですが。

今のこの不合理なOJT研修、なんとかならないかなあ・・・。