【総論編】転職が上手くいく転職エージェントの利用法/付き合い方

握手

転職が上手くいく人と行かない人の違いは、各個人の能力や経歴よりもちょっとした処世の差であることが大きいです。

具体的に言えば、転職エージェントとの付き合い方や利用法の些細なコツを心得ているかどうかです。

転職エージェントといえば、転職者にとってはありがたい存在であると同時に気をつけなければいけない存在でもあります。

その利用法や付き合い方次第では天使にも悪魔にもなるので、上手な付き合い方、利用法を心得て自分にプラスになるように働きかけてください。

転職エージェントの立ち位置を考える

ところで、アナタは転職エージェントの立ち位置が分かっていますか?

彼らエージェントは企業と転職者の間に立って両者を引き合わせる仲介役をしてくれるわけですが、果たしてその立ち位置はどちら寄りなのでしょうか?

ボクの知っているエージェントや転職者たちの話を総合すると、4:6か3:7ぐらいで企業側に立っている印象があります。

表向きは転職者と一緒にいろいろ考えたり相談にのってくれたりと、心強い味方になってくれる存在ですが、それは彼らにとってはそれが自分達のメリットになるからです。

彼らエージェントにとっては、転職案件を成立させることが自分の報酬になるのですから、一生懸命相談にのったりアドバイスしてくれるのは当然のことなんです。

ということは、ですよ?

転職が上手くいきそうな人には熱が入りますが、そうでない人には労力をかけたくないというのが本音です。

このことは転職エージェントを利用する上で非常に重要なことなので、シッカリ覚えておいてください。

転職エージェントに気に入られるコツ

では、どういうタイプが転職エージェントに気に入ってもらえるのでしょうか?

「特にこんなタイプです」というのはないのですが、あえて言うなら転職が上手く行きそうな人です。

具体的に言えば、前向きでプラス思考な人や本気で転職を考えている人。

逆にエージェント側からしたらあまり関わりたくないのは、ネガティブ思考だったり、優秀であっても冷やかし半分な人です。

前向きでプラス思考な人が好まれ、ネガティブな人が疎まれるのは分かると思いますが、転職を本気で考えているかどうかが重要です。

もっと分かりやすく言えば「本気そうに見えるかどうか」です。

エージェント側は転職案件を成立させてナンボだと言いました。

ということは、たとえ優秀であっても本気度の低い冷やかし半分の人には労力を割きたくないわけですよ。

そういう人は、いくら好案件を紹介してもなかなか腰を上げようとしないからです。

エージェントが熱を入れたがるのは、転職が成立しそうな本気っぽい人です。

たとえ内心はそんなに本気ではなかったとしても、エージェントには本気度が高い転職者をアピールすべきです。

でないと、向こうも本気になってくれません。

買う気のない冷やかし客の相手をしたくないのは誰だって一緒です。

具体的に気をつけること

転職エージェントに登録するとエージェントとの面談が始まって、そこから二人三脚での転職活動が始まるわけですが、エージェントに対しては全面的な信頼を預けてはいけません。

口では「私たちエージェントはアナタの味方ですから、本音で行きましょう!」なんて言いますけど、上でも言ったようにエージェントの立ち位置は企業寄りなのです。

ですから、エージェントとの面談は転職先企業の面接に準じるモノと考えた方がいいでしょう。

彼らエージェントは、企業の求める人材を送り込んでナンボです。

シビアに言えば、労働力という商品を仕入れて企業というお客様に買ってもらってナンボなんですよ。

ある意味、労働力のブローカーと言ってもいいですね。

そんな彼らエージェントが1番気にすることは、自分が紹介した人物が企業側からマイナス査定を受けることです。

トラブルメーカーだったりワガママだったり仕事ぶりがいい加減だったり・・・。

そんなことが続けば企業側から「どこそこのエージェントさんからの紹介は、信頼度が低いから取引は止めよう」なんて言われることにもなりかねません。

エージェントが企業寄りの立ち位置だというのは、こういうことです。

それを踏まえると、具体的な注意点(NG項目)は以下の通りになります。

  • エージェントとの面談に私服で行く
  • 面談でネガティブな発言をする
  • 本気度の低い態度
  • 過度に謙虚さをアピールする

ざっと挙げるとこんなところが最重要NG項目です。

どれもこれも、実際に私がエージェントやその周辺からオフレコで聴いた話です。

1つ1つ順に見ていきましょう。

エージェントとの面談に私服で行く

転職エージェントとの面談はざっくばらんな腹を割った相談なのだから私服で良いじゃないかという人がいますが、これは100%間違ってます。

上でも言いましたが、エージェントというのは企業寄りなんです。

ざっくばらんに腹を割った話をしつつも、その時のアナタの態度をちゃっかり観察しています。

「この人を企業に紹介しても大丈夫だろうか?」

エージェントはそう考えながらアナタの値踏みをしているということです。

相手が「かた苦しく考えないでも良いですよ」とか「正装じゃなくカジュアルな服装で構いませんよ」とか言っても、スーツ着用が望ましいですね。

会社の酒席で上司が「今日は無礼講だから」といっても、本当に無礼講になる人はいないでしょう。それと同じです。

ただ、何回も面談を重ねてそれなりの親しさやそういう空気ができていれば私服で行ってもいいでしょう。

それでも派手なアロハや短パンにTシャツというのはタブーですが(笑)

カジュアルでもフォーマルっぽい服装にしておいた方が無難でしょうね。

面談でネガティブな発言をする

転職活動をするからには、今の会社に不満があるのが当然ですよね。

そんなことはエージェントだって分かってます。

ですが、その不満をあからさまに出すのはいけません。

言ったでしょう? エージェントとの面談は転職先の面接に準じるモノだと。

面接で元居た会社の悪口やネガティブなことをペラペラしゃべる人が採用されると思いますか?

エージェントは確かにアナタの話を親身になって聞いてくれるかも知れませんが、度が過ぎたネガティブ発言は紹介案件の幅を狭めるだけと考えてください。

ただ後述しますが、年収面でのステップアップについては積極的に希望額をエージェントに言うべきです。

前向きな転職理由であれば良いということです。

本気度の低い態度

コレ、けっこう聞きますね。

おそらくは転職者側の心理として「必死な自分を見せたくない」という気持ちから変な余裕をかもし出したり、見栄を張ったりするのだと思いますが、まったくの逆効果ですよ。

上でも言いましたように、エージェント側としては冷やかしが1番嫌なんです。

あれこれ相談にのって企業側とのセッティングをしても、結局は転職しないのであれば「骨折り損のくたびれ儲け」だからです。

なので、たとえ内心は様子見だとしてもエージェントには本気だと思わせるような態度をとってください。

過度に謙虚さをアピールする

コレ、何のことか分かりますか?

意外と盲点なので気をつけてください。

実は転職先での希望年収のことなんです。

エージェントとの相談では当然、待遇面についても話すのですが、お金の話になるとついつい日本人特有の「お金は二の次です」的な態度をとってしまって、なかなか本音を言わない人が多いと思います。

それはそれで印象は良いと思いますが、こと転職エージェントとの面談ではマイナスです。

というのも、給料を出すのは転職先の企業であってエージェントではないんですよ。

エージェントとしては、転職者の希望にマッチした案件をドンピシャで紹介して成立させるのが目的なんです。

なので、できるだけ転職に関しての希望は明確にした方がエージェントは喜ぶし助かるんです。

特に年収額は重要です。

なぜなら、成立した案件の年収額に比例してエージェントの報酬が決まる仕組みだからです。※一般には成立案件の年収の3割がエージェントの報酬だといわれています。

なので、謙虚に「低い年収でも構いません」的な態度は実はエージェントからするとマイナスなんですよ。(企業側は喜ぶでしょうが)

このことはシッカリ覚えておいてください。

※だからといって自分のスペックに比べて異常に高い希望年収を言うのもいけませんが。自分相応の年収額よりチョイ上ぐらいがちょうど良いでしょうね。

最後にもう一つ気をつけること/妥協しない事と複数登録

転職エージェントの利用法がだいたい分かってもらえたでしょうか。

最後になりましたが、うまくエージェントを活用して転職案件がまとまりそうになった際の注意点を挙げておきます。

もしも、その案件に気になる点があったりしてどうしても転職を決意できないと思ったら・・・

断ってください。

ワガママを言って何でもかんでもケチをつけるのはいけませんが、そうではなく、何か腑に落ちないとかシックリこないとかで気持ちに引っ掛かりがあるならばOKしてはいけません。

そういう直感て意外と当たります。

その際に、エージェント側は強く転職を勧めて来るかも知れませんが、それはアナタの為というよりも自分たちの為であるので遠慮する必要はありません。

堂々とハッキリ断りましょう。

その為と言っては何ですが、転職エージェントは一社ではなく複数の登録をしておくべきです。

いくつかのエージェント会社を並行して利用することで、気持ちの余裕ができます。

一社と御破算になっても他社があれば冷静な判断ができます。

自分の立場を有利にするためにも、転職エージェントは複数利用が鉄則です。

各エージェント会社によって、強い職種や弱い職種があるし、アナタとの相性も絡んできます。

エージェント会社を複数登録することで、アナタと相性の合う案件を探しやすくもなるんです。

どうぞ、転職エージェントを上手に活用して人生を切り開いてください。

アナタが良き天職に巡りあえますように。

今回の【総論編】の続きでは、エージェントスタッフの担当者の良し悪しの見極め方とその対処法に言及しています。

おヒマな時、つづきも読んでみてくださいね。【各論編】↓↓↓

【各論編】転職が上手くいく転職エージェントの利用法/付き合い方

興味があれば、転職エージェントのまとめ記事へどうぞ。

【超保存版】転職エージェントおすすめランキングまとめ/随時更新

【保存版】IT系おすすめ就職・転職・派遣エージェント【超まとめ】